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西日本豪雨災害からの

1年を振り返って

 西日本豪雨災害から1年が経ちました。
 改めて、被害に遭われた方々に哀悼の意を表すとともに、未だ再建中の被災地の方々へお見舞い申し上げます。

 この1年間私自身「自分にできることは何か」ということを見つめなおし、活動してまいりました。県内被災地に何度も出向き、ボランティアセンタ-の運営や土砂出しに従事しました。知り合いを通じて寄付を募り、僅かではありますがスコップや一輪車など機材の購入等に役立ってもらいました。また、熊本県益城町を訪れ、地震の被害に遭われた方々のお話を聞き、被災地再建には住民目線でどういった支援、具体的には法整備が必要かということも取材させていただきました。

 

 被災された方々のお話を聞くと、住宅再建や生活再建、被災エリアの人口の減少など、災害対応後にあらゆる難題が数多くあるなと感じました。ハード面だけでなく、ソフト面での支援は今後、被災地が復興できるか否かの非常に重要な政策と私は考えます。
 

人の定住なくして再建なしです。
 

 これは、東日本大震災において復興庁でハード面の実務を行う上で、ずっと私が矛盾に感じていたことです。立派なインフラができてもそこに住む人がいなければ意味がありません。改めて、この点について広くお訴えしなければならないと感じた一年でありました。

 

 今年もいつ・どこで災害被害に遭ってしまうかわかりません。災害保険のような公的復興支援をソフト面で充実させ、被害にあってもやり直せる仕組みづくり・国づくりを目指していきます。

 2019年7月6日

 

上野 寛治

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